待ちに待った上棟日。打ち合わせが始まって11ヶ月。ここまで色々とありすぎて本当に長かった。
今回の棟上げは2日間にわたって行われた。
上棟式はしないことだけ伝えていたけど、工務店からは特に何も説明を受けなかったから当日の動きをどうしようかと悩んだ。
お弁当を手配すべきか、差し入れや手土産はどうするか、ご祝儀は渡した方がいいのか。
直前までグダグダと悩んでいて完璧な振る舞いができたわけではないけど、良い思い出になった。
1回目の家づくりでの後悔
実は前の家の上棟はあまり良い思い出がない。この時も上棟式はせずにお弁当の手配、手土産とご祝儀を用意した(工務店からお弁当手配や祝儀の準備をお願いされた)。費用は全部で5万円ぐらいだった。
でも正直、苦い思い出となっているからか5年前だというのに記憶がほぼない。お昼休憩に大勢の初見の大工さんたちと円になって座ってお弁当を食べた時間がだいぶしんどかった。極寒だったし、シーンとしていて人見知りが激しい私には苦痛の時間でしかなかった・・。
手土産とご祝儀も準備していたのだけど、用事があって一度自宅に戻っている間に大工さんが数人帰ってしまっていて。結局大半の手土産は営業さんを通して後日渡してもらうことになった。
大工さんにきちんと挨拶やお礼も出来なかったし終始グダグダな施主だった。差し入れの内容もケチって安いものばかり買っていたし。苦い思い出でしかない。
だからなんだか5万円がもったいないとすら思ってしまうこともあった。すみません。
思い入れが違う2回目の家づくり
ただ今回は家への思い入れが違う。生まれ育った実家を二世帯住宅に建て替えるという、夫と両親を巻き込んだ計画。問題が山積みでここにくるまでしんどいことしかなかった。たくさん勉強をしたし、完全な注文住宅。職人さんに対する気持ちも前回とは全く違う。
だがしかしだ。
当日来てくださる職人さんの人数を確認すると、1日目は大工さん11名。2日目は大工さん14名+クレーンの方1名。
2日間のお弁当代、差し入れ代、手土産代、ご祝儀代・・この物価高で、やばいよな。
やばいのだけど・・今回はもうケチな自分を封印。とにかく感謝の想いを伝えたいというのが一番だった。
建て方に来てくれたのは工務店の自社大工さんが半分、応援で来てくれた大工さん半分という感じ。2日目には全員の顔を覚えられたし、自分たちの家を建ててもらっているんだなという気持ちでしっかりと見学できた。
差し入れ、お弁当、手土産について
差し入れは10時休憩の時に置いておいた。ランチパックはもはや王道らしく、1日目の時に喜んでもらえたから2日目も人数分用意した。ランチパックってほんとこの時間に食べるものとして最適だよな。パン類は全部なくなっていた。
あ、6本入りのスティックパンも2袋買ってみたけど、これは残っていたな。
お弁当は頼みたかったお店が定休日ばかりで探すのに苦労した。1日目はグーグルマップで見つけたお弁当屋さんで注文。2日目は本命のお弁当屋さんにしたかったのだけど、電話が繋がらず・・。結局、1日目と同じお弁当屋さんにしたのだけど、ここはLINEでやり取りできたのが楽すぎて。
一人900円でお肉多め+ご飯大盛りで作ってもらうように頼んだ。
11時半頃に取りに行って、12時の休憩に入ったタイミングでお渡しした。
1日目は棟梁が大工さん全員に配ってくれた。
2日目はインスタントの味噌汁も準備して、施主から一人一人に配っていった。私はお湯を注ぐ係で、配るのは夫と母が担当してくれたから助かった。

今回ご祝儀は用意しなかった分、手土産はビール12本セットにした。Amazonで15個購入。
2日目、無事に上棟して応援大工さんたちが帰る17時頃に1人ずつ挨拶をして、そのタイミングでビールをお渡しした。いかつい大工さんには緊張したけど、皆さんフレンドリーだった。
工務店の大工さんは18時過ぎまで残りの作業や片付け、最終チェックをしてくれていたから、私たちもその時間まで残って最後に挨拶をした。1人ずつビールを手渡しして挨拶をできたのが本当に良かった。
おわり
力を入れすぎるとマイホームハイな感じで痛々しいかなとか、余計なことを考えてしまったりもしたけど。でも2日間、家が建っていく様子を見学して本当に良かった。