住宅ローンが残っているけど、住み替えられるのか?

住み替え
みょうが

ミドサー夫婦と犬と猫。
田舎に建てた小さな戸建てを築4年半で売却→妻実家を平屋の完全分離二世帯住宅に建て替え中。
2025年4月完成予定。
マイホーム売却のこと、住み替えのこと、住宅ローンのこと、家づくりのことについての記録を綴るだけのブログ。

周りからよく聞かれるのが「住宅ローンが残っていても住み替えられるのか?」ということです。

うちの場合は、

家を売ったお金で住宅ローンを完済→親戚宅にて8ヶ月ほど仮住まい(この間に建築)→住み替え先の二世帯住宅に引っ越し

という流れです。

ほぼ、『住宅ローン残債=家の売却価格』だったので手出しはなく、プラマイゼロな感じでした。

売却損は?

「家を売却して損にはならなかったということか?」というとそんなことはないです。

我が家は建築時に500万ちょっと頭金を出しています。

もし自己資金も入れずにフルローンを組んでいたら、今回の売却で得たお金では住宅ローンを完済できませんでした。

現金を先に出したか後に出したかというだけで、結果的には損になっています。

利益はでなくても住み替えることが最優先

私は売却益がでなくても、手出しが必要になったとしても、住み替えることが最優先でした。

最初は、『あわよくば住宅ローン残債より300~400万ぐらい高くで売れないかな~』なんて夢見ていました。

売却で得た利益を住み替え先の住宅資金に充てられたら、そんなに嬉しいことはないです。

最近は土地価格の高騰もあって、「買った時より高くで売れたよ!」という声もよく聞きます。

建築費も高騰していて、同じものを建てようとしたら私が建てた時より400万は高くなると言われました。

そういうこともあり中古住宅でもめちゃくちゃ高くで売りに出されている印象です。

田舎の戸建て売却は大変だと実感

ただうちは田舎なので、中古住宅で3,000万円台になると買い手が一気に減ると言われました。

立地や物件が良ければ戸建てでもプラスになっている方はいるようですが、相当な好条件でない限り新築や建売りに流れるそうです。

私でもそうすると思います。

我が家は不便な立地である上に、ファミリー層向けではない2LDKの小さい家でした。

「自分ならいくらであればこの家を買うだろか」と想像して価格を決めました。高すぎてもダメ、低すぎてもダメ。

値下げのタイミングや状況を見ながら判断するのが難しかったです。

ただ、『利益を得ることではなく住み替えることが目的』ということに揺らぎはなく、値下げすることに抵抗はありませんでした。

家が売れても、手放しで喜べない状況

住宅ローンが残っていても住み替えることはできるのだろうけど、本当に強い気持ちと覚悟がないと乗り越えられないなと実感しました。

特に今は建築費がもうとんでもないことになっていて、家が売れたとしても手放しで喜べない状況です。

4、5年前の感覚で注文住宅を建てようと思っていたら撃沈しますね。