個人事業主1年目で審査したフラット35。追加資料と追加質問が大変すぎた

住宅ローン
みょうが

ミドサー夫婦と犬と猫。
・田舎に建てた戸建てを築4年半で売却
・妻実家を平屋の完全分離二世帯住宅に建て替え
・地元工務店
・2025年4月完成予定
マイホーム売却、住み替え、住宅ローン、家づくりについて綴るブログ。

築4年半の戸建てを売却し、私(妻側)の実家を二世帯住宅に建て替えることになった。

住宅ローンは夫単独で組んでもらうのだが、夫は個人事業主1年目。どの銀行も3期分の確定申告書が必要とのことで、必然的にフラット35一択となった。

フラット35を取り扱っている金融機関はいくつかある。私たちの第一希望は金利が低いネット銀行のフラット35。

これがもうめちゃくちゃ大変で。初めて代理店を訪れてから本審査の結果が出るまで半年かかった。

ちなみに工務店提携の金融機関でもフラット35の事前審査を申し込んだのだけど、そこではすぐに承認連絡があった。提出書類も少なくて、工務店側が全て代理でやってくれたため負担ゼロ。工務店提携の金融機関で申し込んでいればもう少し楽だったのかもしれない。

追加資料の提出と追加質問が大変すぎた

まず初めて店舗へ来店したのが2024年3月。審査申請用の書類に必要事項を記入していった。その日には事前審査の申し込みができるものと思っていたけど、新築予定物件の平面図や配置図、見積書などが必要とのこと。

え?間取りが決まるのって早くても6月だけど。

後々知ったことなのだけど、どうやらこの銀行はフラットの事前審査はしていないようで(事前審査はあまり意味がないらしい)。本審査だから、図面とかその他諸々かなり色々な書類を求められていたみたい。

ということで改めて書類が揃い次第提出することに。

7月、図面確定

そして結局図面が確定したのは7月末。住宅ローンが通るかも分からない中で間取りを考えなければならず、心から楽しめない。

見積書と図面を銀行担当者へ送付すると、付帯工事費や諸費用を含めた資金計画表も欲しいとの連絡があり、工務店に作成してもらい提出。このやり取りだけでも数日かかるし、工務店側に書類を作成してもらうのも時間を要する。

次から次へと必要書類の追加

これでようやく申請できるのかと思いきや、今度は請負契約書が必要だと。この段階ではまだ契約をしていなかったため、また更に数日かかった。

そして今度は「請負契約書の金額と資金計画表の金額が違う」との連絡。いや、資金計画表はあくまでも概算で書いてもらってるから当たり前だろう。苛立ちが募る。

「請負契約書の金額と資金計画表の金額が合うように調整してください」と。それ意味あるの?

他にも細かい修正要望がめちゃくちゃあって、それを工務店側に質問して、また提出して。このラリーで数日。

ようやく本審査

8月のお盆前、ようやく、ようやく本審査に申し込むための書類がそろった。お盆休みは夫も私も体調を崩した。

8月下旬、15個ぐらい質問事項がきた。それ聞いて意味あるの?というような質問もあった(なぜ二世帯住宅を建てるのかもっと詳しく説明しろだとか、なぜリモートワークなのか、とか)。

しかも、付帯工事や諸費用の見積書も提出して欲しいと。いや、それまだ決まってませんけど。

これでもし通らなかったら嫌がらせとしか思えないよな、とホントに鬱々とした。

9月半ば、承認連絡

そして追加書類などを提出して1週間後、承認連絡がきた。

半年間、しんどすぎた。

銀行の担当者によると、これだけ追加質問や資料を要求されるのは初めてだと。二世帯住宅だし個人事業主だし慎重になるのも仕方ないのか。

ローンが通ってようやく着工できるはずだったのに、実家解体が大幅に遅れてしまい。着工したと思えば雨続きで3週間工事ストップ。家族全員もはや家づくりへの気力を失っている。