【体験談】工務店の提携銀行VS提携外フラット35、両方経験した私の結論

住宅ローン
みょうが

ミドサー夫婦と犬と猫。
・田舎に建てた戸建てを築4年半で売却
・妻実家を平屋の完全分離二世帯住宅に建て替え
・地元工務店
・2025年4月完成予定
マイホーム売却、住み替え、住宅ローン、家づくりについて綴るブログ。

今回は2度目の家づくり。いろんな工程を経験してきて、正直いちばんしんどかったのは住宅ローンの手続き関係。夫が個人事業主ということもあり住宅ローンはフラット35一択だったのだけど、工務店提携外のフラット35を利用したことで想像以上に手間がかかった。

ちなみに前回家を建てたときは会社員だったし、工務店に言われるがままに提携銀行を利用した。その時は営業さんがスムーズに話を進めてくれたから、大変だと感じることはなかった。

でもどこかで「ネット銀行ならもっと金利が低かったのになー。自分たちでも探せば良かったなー。」という気持ちもあって。だからこそ今回は自分たちで金融機関を探して申し込もうとなった。

細かいやりとりが続くうちに、心も折れやる気も尽き

でも、実際にやってみると途中から「もうどうでもいい」って思ってしまうくらいにはメンタルもモチベーションも削られていった。

工務店や銀行と何度もやりとりをする中で、「やっぱり前回のほうが楽だったな・・」と何度も思った。

工務店も銀行も「こっちから連絡」スタイル

提携外のフラット35は、銀行と工務店の間に立ってやりとりするのはすべて自分たち。進捗確認、必要書類の提出、日程調整、契約の段取りまで、全部こちらから動かなければならない。

1回目の家づくりでは、営業さんが間に入って段取りしてくれていて。

「○日までにこの書類を用意してくださいね」
「来週、この日で銀行との打ち合わせどうですか?」
そんなふうに言われるがままに動けばよかったから、正直“受け身”で家が建っていった感覚すらあった。

今回は銀行から「この書類が必要です」と連絡が来るたびに今度はそれを自分で工務店に伝えなければならない

書類ひとつで、脳が疲れる

そのたびに「どう伝えれば失礼じゃないか」「ちゃんと伝わるか」と、文章を考えて何度も見直して、それだけでぐったり。

「これってこういう意味で合ってるのかな?」と疑問が浮かんでも、それを質問するエネルギーすら残っていない日も多くて。

メールや電話のやり取りのたびに「またこれも自分たちでやるのか…」と。

こういう地味なやりとりの積み重ねが、メンタルやモチベーションをじわじわ削っていくんだよな。

金利は安いけど、手数料は高い現実

提携外のフラット35にした理由のひとつは、金利が安かったこと。

ただ、実際に契約の説明を受けてみると、手数料がかなり高額で。一方、工務店提携のフラット35は金利こそ少し高かったけれど、手数料はかなり抑えられていた。

結局、どちらがお得だったのかは正直分からない。ちゃんと計算すればよかったという思いもあるけど、当時はもうそんな余裕もなく。

結論:楽を選びたい

手数料や金利の差以上に、メンタルと気力の消耗のほうが大きかった

結局、提携の金融機関か提携外か、どちらがお得だったのかは分からないし、正直もう比べる気力もないけども。

とにかく、「間に入って全てやってくれる人がいるのはありがたい」ということを実感した。

もし次にまた家を建てるなら(さすがにもう無いけど)提携銀行にすると思う。もう、楽を選びたい。